- キャラクターを描いているけど、良いポーズが思いつかない
- ポーズはどんなふうに考えたらいいんだろう?
- 考え方のコツやオススメの参考書があったら知りたい!
キャラクターイラストを描いていると、どんなポーズをつけるか悩むことが多くないでしょうか?
こんな悩みに回答します。
こんにちは、フォックスです!
ゲーム業界で働きながら、お絵かき初心者向けにスキルアップ情報を発信しています
今回はキャラクターポーズの考え方について解説します。
私もポーズを考えるのが得意ではありません。いつも自分のセンスのなさにガッカリしてしまいます…。
こんな時に、ロジカルにポーズを考える方法はないのでしょうか?
そこで今回はこんな本を見つけました。
イラストレーターであるくるみつ氏の「キャラクターのデザイン&描き方 カラフルポップで魅せるイラスト技巧」です。
本書でくるみつ氏が、ポーズを作る上で意識している3つのポイントがとてもわかりやすかったのでご紹介します。
この記事を読めば、ポーズを考えるのが苦手な人やキャライラスト初心者の方はポーズ作りのヒントが得られると思います。
この記事でわかること
シルエットを意識したポーズ
ポーズ作りではシルエットを意識しましょう。
著者のくるみつ氏は、キャラの性格を伝えやすくためは、大きくわかりやすいシルエットを意識することに重きを置いているそうです。
どんなポーズをさせるかによって、それによって性格がわかり、キャラデザや服装が見えてくる…という流れでデザインしていることが多いとのこと。
筆者自身がよく使うシルエットを次のように紹介しています。
シルエットの種類
- I形:斜めに入れることで元気さを表現できる
- T形:I形では少しシルエットが寂しい時に使う
- S形:体のしなりや流れを見せたい時に使う
- C形:キャラの曲線が出しやすく使いやすい
- A(三角)形:重心バランスが取りやすくどっしりとした印象になる
- O(丸)形:まとまりが良く初心者におすすめ
- X形:攻撃的でアグレッシブな性格を表現できる
- ひし形:ふわっとさせたい時に使う
どのシルエットも基本的にアルファベットや図形が使われていることがわかります。
キャラの性格に最も適したシルエットをこの中から選べば良さそうだな
着ている服や小物で魅せる
シルエットで見せようとしても体だけでは限界があります。
そのため、服や小物でシルエットを補強することでより魅力的になると著者はいいます。
逆に服や小物を見せたい場合はどんな服や小物を使うかを決めてから、それを活かせるポーズとシルエットを考える、とのことです。
全体の構図方針
シルエットポーズと服や小物が決まったら、全体の構図方針を決めます。
背景やエフェクトなどを含めたイラスト全体のシルエットを決める作業になります。
シンプルな図形の中にキャラと服装や小物、エフェクトを入れるように構図を考えると悩みにくい、とのことです。
今回のまとめ
今回はポーズの考え方について学びました。
ポーズの考え方まとめ
- ポーズはキャラの性格を伝えやすくするために考える
- 性格を伝えやすいシルエットをアルファベットや図形に当てはめてみる
- 体だけでは限界があるため、服や小物でシルエットをより魅力的にする
- 全体の構図では丸や三角といったシンプルな図形に、キャラ、小物、エフェクトが入るように考える
今までポーズを当てずっぽうに考えていたけど、キャラの性格を考えて、性格に合ったシルエットで選んで・・・といった順序でやれば考えやすいと思った!
これからはポーズをロジカルに考えられそうだな
この記事で本書が気になった方は、実際に手に取って見ることをオススメします。
「キャラクター」のデザイン&描き方 カラフルポップで魅せるイラスト技巧
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以上、フォックスでした!
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