【松村上久郎氏】『ややこしくない絵の描き方』から【構図・空間】の描き方を紹介!

ややこしくない絵の描き方

おもしろい構図を描きたいけど、ぜんぜん思いつかない・・・

空間を作るってどういうこと?・・・ちょっと意味がわからない

どうすれば私たちはおもしろい構図や空間を作ることができるのでしょうか?

こんにちは、お絵かきブロガーのフォックスです!

このブログはクリエイターを目指している人に向けて、日々ためになる情報を発信しています

今回はイラストレーターでバーチャルユーチューバー、松村 上久郎氏の「ややこしくない絵の描き方 誰でも始めやすくて続けられる練習方法」をご紹介します。

本書はタイトル通り本当に「ややこしくない」、絵の初心者でも肩の力を抜いて描ける、とってもわかりやすい絵の描き方の解説書でした。

本書は8章構成でボリュームがありますので、今回はこの中から構図・空間の章を抜粋して解説します。

構図や空間作りに悩んでいるアナタにとってヒントとなることが満載です。ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

今回のお題です。

第1章の構図の作り方では、構図についての筆者独自の6通りの描き方について解説します。第2章では、空間を「ハ」の字を使って自由に作る方法を4つ解説します。

それでは、今日もゆる〜く勉強していきましょう!

第1章 構図の作り方

おもしろい構図が思いつなかいのは、自分にセンスがないからだろうか・・・

普段絵を描いている人なら誰でもこうした疑問が出てきそうですが、構図を考えるには発想力がなくても大丈夫だと著者は言います。

そのだいじょうぶになる方法は次の6通りです。

  • 構図のリズムから決める
  • カタマリ(物体)にするか窓にするかを選ぶ
  • 同じカタチをずらっと並べる
  • 画面に対する人の大きさをコントロールする
  • コマのカタチよりショットの意識を持つ
  • シチュエーションから入る

それぞれ解説していきます。

構図のリズムから決める

構図って聞くと難しそうなイメージがありますが、構図はなるべくシンプルなカタチを並べるところから始めてください。

「この辺になんか置く」というリズムを決めて、中身は後で考えればいいと筆者は言います。

ということで、本書を参考にしながら実際に描いていきます!

フォックス
フォックス

シンプルなカタチを先に置いて、それから中身を何を入れるか考えて描きました

カタマリ(物体)にするか窓にするかを選ぶ

丸や四角を並べたら、それをカタマリにするか「窓」や「穴」にしてみましょう。

構図の並び方は同じでも、選択肢が増えて便利だということです。

フォックス
フォックス

好きなカタチを並べて、好きなものを描くってカンジですね

同じカタチをずらっと並べる

風景や構図の奥行きを伝えるために良い方法、それは決まったカタチをたくさん並べること。

変なカタチをダラダラと並べるよりも、決まったカタチをたくさん並べた方が良い結果になります。

同じカタチを並べてみました
アキ
アキ

同じカタチを並べただけなのに、奥行き出るなんてラクだし不思議!

画面に対する人の大きさをコントロールする

人を描くときは同じショットがダラダラと続かないように、色々なショットをバランス良く組み合わせるのが重要です。

「ロングショット」や「バストショット」という言葉は聞いたことがあるでしょう。これらは映像業界の用語ですが、イラストや漫画の構図を考えるときに役立つとのことです。

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色々なショットを描いてみました
ネコット
ネコット

ショットによって伝わり方が違ってくるもんだな

コマのカタチよりショットの意識を持つ

さて、これらショットの知識があると同じコマのカタチでもドラマを展開することが可能だと、筆者は言います。

同じサイズのコマでいろんなショットを描きました
フォックス
フォックス

コマのカタチが同じでも、ショットを使い分けるとドラマっぽくなる!

シチュエーションから入る

筆者は、構図を考える時に次の2つのタイプの絵描きがいるのではないかと言います。

  • 画面のリズム、構図から考えるのが得意なタイプ
  • シチュエーションが先に思い浮かぶタイプ
シチュエーションを先に描いて、各コマで切り取ってみました

シチュエーションベースであれば、人物のポーズを先にイメージして後から切り取る作業をすると良いようです。

フォックス
フォックス

アナタはどちらのタイプでしょうか?

第2章 空間を自由に描く方法

空間を描くっていっても、何をしたらいいかよくわからない

筆者いわく、空間を描こうとするとパースや画角を意識してしまい「お勉強感」が出てしまうので、直感的に取り組めて即効性のある方法を解説しています。

直感的に取り組める方法は次の4つです。

  • 「ハ」の字で広がりを作る
  • 左右で長さを変えたり、上に描いたり片方だけ描いたりする
  • 「ハ」の字をカタマリに置きかえる
  • 「ハ」の字を増やしたり並べたり交差してみる

「ハ」の字で広がりを作る

四角の中にカタカナの「ハ」の字を描きましょう。それだけで空間の広がりを表現することができます。

左右で長さを変えたり、上に描いたり片方だけ描いたりする

「ハ」の字方法はカンタンです。

  1. 「ハ」の字を描く
  2. タテに線を入れる
  3. ヨコに線を入れる
いろんなハの字で描いてみました
フォックス
フォックス

ハの字だけでカンタンにバリエーションのある空間作りを楽しめるね

「ハ」の字をカタマリに置きかえる

「ハ」の字に慣れたら、次はカタマリを置いて並べてみましょう

奥に向かって小さくしていけば、遠近感を出すことができます。

ハの字をカタマリに置き換えてみました
アキ
アキ

これだけでも遠近感が出せるんだ・・・

「ハ」の字を増やしたり並べたり交差してみる

複雑な構図にチャレンジしたい場合も、ハの字を並べてつければ良いです。

慣れるとハの字同士を交わらせてみたり、曲線を取り入れてみることで遊ぶことができます。

ネコット
ネコット

ハの字だけでいろんなことができるんだなあ!

まとめ

ということで、今回は構図と空間の考え方と作り方について学びました。まとめます。

構図では、発想力が無くてもだいじょうぶです。その方法として次の6つの方法を学びました。

構図の作り方

  • 構図はリズムから決めよう
  • カタチを置いたら、カタマリ(物体)にするか窓にするかを選ぼう
  • 同じカタチを並べてもよい
  • 画面に対する人の大きさをコントロールしよう
  • コマのカタチよりショットの意識を持つ
  • シチュエーションから入ってもよい

空間の章では、「ハ」の字を使って広がりを作ることを学習しました。

空間の作り方

  • 「ハ」の字で広がりを作ろう
  • 長さを変えたり上に描いたり片方だけ描いたりしよう
  • 「ハ」の字をカタマリに置き変えよう
  • 「ハ」の字を増やしたり並べたり交差してみるとバリエーションが出る

いかがだったでしょうか?

以上のように、本書は専門用語を知らなくても、誰でもカンタンに実践できるよう説明してくれています。

フォックス
フォックス

タイトル通り本当に「ややこしくない」です!

絵がめちゃくちゃ描けなくなくても、同じカタチを置いたり線を引いただけで、カンタンに構図や空間を作れることがわかりました。

私としては、同じコマでもショットによってドラマを展開できる、というのが最も興味深かったです。あんまり深く考えなくてもそれっぽい絵になるので、「すごいな」って素直に感動してしまいました。

いや〜、実際やってみましたみましたが気楽に描けるっていいと思いました・・・。特に社会人の方でスキマ時間で絵を描くなら、これくらいの方法の方が続くんじゃないでしょうか。

絵を練習したいけど、専門用語ばかりの参考書は疲れるから読みたくないな〜、気楽に絵を練習したいな〜と思っているなら、本書を手に取ってみることをオススメします。

他の章も機会があれば紹介したいと思います。以上、フォックスでした。それではまた!

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