キャラクターイラストの描き方を知りたい初心者向けの記事です。
キャラクターイラストをうまく描きたい。
デジタルでイラストを描いてみたい。
初心者向けの分かりやすい描き方ないの?
今回はこんな疑問に答えます。
キャラクターを描きたいんだけど、なかなか上手く描けない…。
そんな悩みありませんか?
今回は、初心者でも出来るキャラクターイラストの描き方の第1回をお話します!
私が受講している「お絵かき講座パルミー」で、初心者にも分かりやすいキャラクターイラストの描き方があったので、今回参考にして描いてみます。
私はiPad Proとメディバンペイントを使いますが、参考にしてもらえると幸いです。
キャラクターイラストの描き方の流れ
はじめに大まかな工程を見てみます。
1 アタリの描き方
2 ラフの描き方
3 線画の描き方
4 色塗の仕方
5 仕上げ
ファイルを新規作成
まず、新規キャンバスを作ります。
サイズはB5のタテ、解像度は144、用紙色は白にします。
何で解像度を144にするの?
通常は350くらいになってると思う。
350ってのは印刷用の解像度だけど、これだとパソコンによっては負荷がかかって、動作が重くなってイライラする。
今回は練習なので、サクサク動くように半分くらいにしときます。
アタリ用の棒人間を描く
では、アタリ用の棒人間を描いていきます。
なに?棒人間?
キャラクターを描こうとすると、つい目や口から描きがちになっちゃいます。
それでも悪くはないのですが、あとで体を描いた時に「バランスわるっ!」となることがあります。
そこでアタリとして、骨組みの棒人間キャラクターを描いて、おおよそのポーズやバランスをとっておきます。
①レイヤーを新しく作って頭を描く
新しくレイヤーを作って頭を描きます(ペンは鉛筆を使ってます)。
②2本の線を図のように引く
続いて、肩の線とお尻の線用の2本の線を傾けて描きます。
これは「コントラポスト」といい、体のバランスを取るために引く線です。
コントラポストって何すか?
コントラポスト
コントラポストとは、体重の大部分を片脚にかけて立っている人を描いた視覚芸術を指す用語で、もともとはイタリア語である。片脚に体重をかけているため、肩や腕が尻や脚のの軸からずれているのが特徴である。このため、より動的な見た目になったり、逆にゆったりした見た目になる。
出典:ウィキペディア
必ず傾けた方がいいのか?
それは、どんなポーズにしたいかによる。
今回は頭を傾けたから、そのぶん肩とお尻のラインを傾けてる。
でも、直立したポーズよりは傾けた方が視覚的におもしろくなるから、意図的に使ったらいいと思う。
③2本の線をもとに胴体を描く
台形がくっついたような絵になりました。
④頭と胴体を線でくっつける
胴体と頭を線でつなげます。首の出来上がり。
⑤手のヒラを四角で描いて線でつなげる
手は四角で描きます。四角と線をつなげれば腕ができます。
⑥足を描く
胴体から下に線を伸ばします。
これでアタリ用の棒人間の出来上がりです。
ここまで出来たら、アタリのレイヤーをフォルダにまとめて、ファイルを保存します。
まとめ
今回の「アタリを描く」のまとめです。
- 練習するなら画像解像度は350の半分くらいにする
- いきなり細かく描かず、棒人間を描いて全体のバランスやポーズをとる
- 棒立ちはつまらない!顔や肩、腰のラインを傾けて、魅力的なポージングにしよう!(コントラポストを意識)
よっしゃできた!こんなん楽勝ー!!
棒人間かあ。まずは骨組みが大事ってことね。
続きは次回です!
次回は第2回「ラフの描き方」にチャレンジします。
→ 第2回【ラフの描き方】を読む
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