【キャライラスト】イラストポーズ素材を使う時の注意点・メリットとデメリット

ポーズ素材のメリットとデメリット

  • キャライラストを描いているけどポーズが思いつかないので素材を使いたい
  • ポーズ素材を使えば上手く描けるの?
  • 実際に素材を使って描いたイラストの例を見たい

こんにちは、フォックスです!

普段はゲーム業界で働きながら、ブログを書いたりキャライラストを描いています

詳しくはプロフィールをご覧ください

さて、キャラクターイラストを描いていて「ポーズが思いつかない」というとき、ポーズ素材を使う人もいるのではないでしょうか。

私もポーズを考えるのが得意ではありません。そこでポーズ集を利用して描いてみることにしました。

今回使ったのは『そのまま使える女の子ポーズ500』(人体パーツ素材集製作部)です。

この記事では、私がポーズ素材を使って描いてみてわかったメリットとデメリット、私が今後ポーズ素材をどう使っていくかを解説します。

同じようにイラストのポーズ素材を使っている人や、これから使ってみたい、という人の参考になると幸いです。

実写のポーズ素材ではなくイラストのポーズ素材を使ってみての意見になりますので、ご注意ください。

ポーズ素材を思考停止で使うのはキケン

初めに結論です。ポーズ素材を思考停止で使うのはキケンです。

まずは、私が本書で利用したポーズ素材とそれを使って描いたイラストを見てください。

一見、何の問題もなく描けたかのように見えるかもしれませんが、途中まで私は違和感を抱えたまま描いていました。

違和感の正体は【造形への違和感】

違和感の正体は素材の造形にありました。例えば、今回の素材でどんなことが気になったのかというと、次の通りです。

気になった箇所

  1. 頭部の形や顔の向き
  2. 左右の肩幅(奥の肩幅の方が手前の肩幅より広い)
  3. 手首の形と太さ
  4. 指の造形、長さ
  5. ふくらはぎや足首の形状

イラスト素材の等身、パース、体の各パーツの長さや太さが気になってしまいました。

自分が違和感を持ったままだったり、魅力だと感じないまま完成させても絶対に満足しないと思ったので、後でお見せしますが途中で何度も素体に直しを入れました。

便利だし時短できると思って使ったのに、かえってポーズの修正時間がかかってしまったのです。

このことからイラスト素材を思考停止でそのまま流用して使うのは考えものだという考えに至りました。

※イラストポーズ集や素材を描かれているデザイナー様を否定しているわけはありませんので、ご容赦ください。

POINT

イラストの造形に問題があるかもしれないので、そのまま鵜呑みにするのは危険!

ポーズ素材を使うメリットとデメリット

それでは、ポーズ素材のメリットとデメリットについて解説します。

メリットはコスト減や程度の造形力カバー

ポーズ素材を使うメリット

  • すぐに下書きに入れるので、その分のポーズを考えたり描く分のコストが減る
  • 人体を描くのが苦手な初心者とってはとても有効

ポーズ集を使う一番のメリットは言うまでもなく、アタリがある状態からすぐに描き始められることです。

これによって、どんなポーズにするか考えたり素体を描くコストを減らすことができます。

また、人体を描くのに慣れていない人にとっては、ある程度造形力もカバーできるので有効です。

何気ない日常動作を描きたい時や、パパッとなんでもいいから人物を描きたい時、漫画のモブキャラクターの制作や、絵の練習にはもってこいだと思います。

デメリットは造形がデフォルメされている

ポーズ素材のデメリット

  • デフォルメされて描かれているので、人体の造形やパースが省略、誇張されている
  • それに気づかないままトレースすると、そのまま反映されてしまう
  • 後からポーズの修正をすると思っていた以上にコストがかかってしまうかも
  • 自分が描きたいキャラクターの性格に合うポーズとは限らない

最も注意しなければいけないのは、イラスト素材は実写ではなくデフォルメして描かれていることです。

等身、パースの狂い、関節の位置や角度、パーツの大きさなど、造形的に省略、誇張されています。それが正しいのか、間違っているのか、判断を要します。

これらをそのままトレースすれば、当然ながら自分のイラストの造形にもそのまま反映されてしまいます

また、そのポーズが自分の描きたいキャラクターの性格に合うかどうかや、魅力を感じるかどうかも別問題です。

いずれ後から異変に気づいて、ポーズの修正するとコストが膨大にかかってしまうかもしれません。

以上にように、素材にはいい面もあるのですが、そうでない面もあるということを念頭においた方がいいと思います。

素材は加工して使う

今回実践して、メリットをデメリットを通じて私がイラスト素材を今後どう使っていくか改めて結論を述べます。

私見

素材は加工してから使う

素材は加工して使いましょう。素材を取り込んでもいきなり下絵を描かないようにしましょう。

まずは一旦筆を置いて、素材の造形に違和感がないか、自分がこの造形に魅力を感じるかどうかをじっくりと吟味して、必要なら加工・加筆をします。

例えば今回使用した素材なら下の図のように左の絵から右の絵に加工します。

顔の向き、肩幅、手足の太さ、指を直しました

具体的な加工方法を簡単にご紹介します。

  • メッシュ変形を使う
  • 足りない部分は加筆する

メッシュ変形

一つ目はメッシュ変形をして加工する方法です。

直したいところを自由選択ツールで選択し変形ツールに切り替えて、メッシュを分割して頂点を移動して形を整えます。

※この記事の作例では全てsメディバンペイントを使っています。

変形したいところを選択して頂点を移動します

腕の太さもメッシュ変形で調整します。

手首の太さもメッシュ変形をして調整します

このように、メッシュ変形は新たに描き直すよりもラクに形を修正することができるのでオススメします。

加筆する方法

変形ではどうにもならないところは加筆します。

ただし元絵はいじりません。元絵の上にレイヤーを作って加筆し、元絵の重なった部分はマスクで消します。

元絵を壊さずに何度も描き直すことができます。

以上、2つの方法を使い、違和感を解消して自分が魅力だと思うまで調整してから進めていくのが良いと思います!

ただ、やりすぎると造形が崩壊しかねないので注意しましょう。

まとめ

今回はイラストのポーズ素材のメリットとデメリット、私の使い方をご紹介しました。

デフォルメされているということを理解した上で、良い部分はそのまま、不足しているところを加工することで有効的に活用できると思います。

自分はもっと良い使い方を知っている、という方はコメントを頂けますと幸いです。

今回の記事で使ったポーズの本が気になった人は読んでみてください。

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以上、フォックスでした!

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