【少年ジャンプ】「描きたい!! を信じる どうしても伝えたいマンガの描き方」をカンタンに紹介!

マンガの描き方

将来マンガ家になりたい!

このまま漫画を描き続けていいのだろうか・・・

こんにちは、フォックスです!

今回は、週刊少年ジャンプ編集部の『描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたい マンガの描き方』をカンタンに紹介します。

少年ジャンプといえば、知らない人はいないほど有名なマンガ雑誌ですが、どうやったら漫画家になれるのか詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。

本書ではジャンプ編集部が漫画家を目指す人向けに、マンガの描き方を初心者視点で解説しています。

「マンガの描き方」とタイトルがついてますが、ネームを書いてペン入れをして・・・といった一般的なマンガの描き方の技術や工程の解説本とは違い、プロの作家にとって最も重要なマインドについて触れているのが特徴です。

本記事では本書の内容を全てを伝え切ることはできませんので、肝心なところを一部抜粋しました。

マンガを目指している人にとっては、とてもためになるので最後まで読んでもらえると嬉しいです。

今回のお題です。

漫画家になるなら何から手をつけたらいいのか

漫画はやることが多すぎるんだけど、何から手をつけたらいいの?

本書の第1章では、漫画家になるなら何から始めたらいいかについて解説しています。

結論からいうと、漫画家になるには好きなものを描く。描けることを描く。結局それが早い。そう編集部はいいます。

細かい技術よりも、「好きを突き詰める」ことから始めるのがいいそうです。

好きな漫画を模写する

本書がオススメする一番の練習方法は、好きな漫画をまるごと模写することです(漫画賞に投稿したり出版したりする作品を無断に模写したらアウトです)

模写することによって作家さんがどんな意図で描いたのか理解しながら学ぶことができるからです。

どのくらいの分量を模写すればいいかというと、好きなシーンを数ページ、できたら1話分。キャラだけでなくコマ割りやフキダシも描いてください。

ネコット
ネコット

なんだ模写するだけでいいのか

いや、漠然と描き写しても何も得られないので注意してください。次の項目別に作家さんの意図を探りながら模写しましょう。

  • ページの中にどういう意図を持って
  • どんな要素を
  • どこに配置したのか
  • なぜこのコマをこの構図で描いたのか
  • なぜこのフキダシをこの位置に配置したのか
  • なぜキャラクターのアップをここで描いたのか
  • なぜここに描き文字を描いたのか

模写をしたら、オリジナルの絵と見比べて違いや見落としがないか、キャラの表情が魅力的かどうか、魅力的でなければそれはなぜかを考えてみましょう。

それでも模写した方がいい理由

アキ
アキ

好きな作品は何回も読んでるけど、それでも模写したほうがいいワケ?

自分の中のイメージだけで描く人はなかなか上達しません。

編集部いわく、絵がうまい作家さんほど「よく見て描く」そうです。

絵というのは見るだけなく描くまでやらないと気づかないことが多く、模写する方がただ読むよりも1万倍学べるのだそうです。

漫画に限らず現実にある好きなものをスケッチするのも大事だと言います。

実在の人や風景、建物を写生しておくと引き出しが増えるし、実在する景色やデザインをアレンジして世界を作り込んだ方が、よくある「中世っぽいファンタジー」よりも質感豊かな世界観になります。

フォックス
フォックス

模写するのはダメだと思い込んでいたな

第1章のポイントです。

ポイント

  • 漫画家になりたければ、好きなものを描くこと
  • 好きな作品の模写からはじめよう
  • ただ描き写すだけでなく、作家さんの意図を探りながら模写しよう
  • 読むより描く方が多く学べる
  • 現実にあるものをスケッチすると引き出しが増える

漫画を描き切れない時は

50ページくらい描こうとして始めたけど、話はまとまらないし全然進まない・・・

本書の第2章では、2ページ漫画のススメについて解説しています。

2ページ漫画を描いて感覚をつかむ

まずは2ページ漫画をたくさん描いて感覚をつかむと良い、と編集部は言います。

2ページ漫画の訓練が良い理由は次の3つです。

  • 2ページ漫画は「話をまとめる」練習になる
  • 「コマ割りの感覚をつかむ」練習にもなる
  • 「模写」と「読み切りのネーム」をつなぐ訓練になる

いきなり数十ページは難しいですが、 2ページならできると思えるのではないでしょうか。

長距離ランナーも短距離を走るくらいの体力があるように、漫画を短くまとめる能力もそれと同じで、短い漫画もたくさん描けば読み切りや連載漫画を描く上での基礎体力になります。

フォックス
フォックス

私も以前に2ページにチャレンジしました

2ページ漫画でもネタを詰めてオチまでつけられるように組み立てるのは難しいので、まずは「読みやすく2ページを描く」ことを目標にしましょう。

本書ではこの2ページ漫画のお手本として、作家さんのネームが掲載されています。どんな意図で描いたのかコメント付きなので、とても参考になります。   

2ページ漫画を描くときに考えるべきポイント

2ページ漫画でも「技術論よりも描きたいことが固めることが大事」と、編集部は言います。

どの先生の漫画にも次のような特徴があります。

  • 見開きの主役を決めて全体の配分を決めている
  • 何を見せたいのか
  • 見せたいこと以外の要素が整理されている(緩急、メリハリがある)

可能性は無限にあるので他の人とかぶるかもしれない、という心配はせずにポジティブに捉えて、たくさん描いてください。

2ページ漫画に慣れてきたら、少し長い読み切りにチャレンジし、読み切りが完成したら持ち込みや投稿をしてフィードバックを貰いましょう。

フォックス
フォックス

2ページマンガをたくさん描こう

第2章のポイントです。

ポイント

  • 長い漫画を描くのが難しいなら、2ページ漫画を描こう
  • オチまでつけるのは難しいので、まずは「読みやすく 2ページ漫画を描く」ことだけを目標にしよう
  • 「何を見せたいか・描きたいか」を決めて、メリハリをつけることだけ意識してコマを割って、細かいことは気にせず好きに描いてみよう

漫画を描くのに悩んだら

作家先生の漫画がすごすぎて、自分には到底マネできない・・・

こんなの描いたっておもしろくない・・・

本書の第4章では、このように漫画を描くのが進まないときはどうしたらいいかについて解説しています。

セルフボツをしてもいいことはない

時には自分の描く漫画がおもしろくないと思うかもしれません。しかしセルフボツしてもいいことはない、と編集部はいいます。

なぜなら、物語のピリオドを打てば打つほど漫画はうまくなるからです。

100ページの長編一本描くよりも、25ページを4本描いたほうが伸びるのだそうです。

ボツにするのはやめて、どんなに短くてもいいから描き切るようにしましょう。

描ける範囲のものでやってみる

ネタがまとめられないなら、今のあなたには手に余る題材かもしれません。描ける範囲のものでやってみるのも手です。

友達や先生をモデルにした話でもいいし、お題を出してもらうのでもいいので、描きやすい題材にしましょう。実際、描きやすい題材を提示したほうが応募者が多いとのことです。

自分の日々の生活で、その日のご飯や観た映画の冒頭や遊んだゲームを漫画にするだけでもいい。短くても、毎日描き続けると良い、と編集部は言います。

人に見せるのがこわいなら

人に見せるのがこわいという気分であれば、人に見せる予定のない漫画を描いたっていいのです。

評価がほしいなら、与えてくれる人に見せたほうがいいでしょう。可能なら編集者に見せましょう普通の人に見せると、今その作品が面白いか面白くないかしか判断しません。

編集者はその人の成長や完成形を見据えて「ここを伸ばしたら」とアドバイスができるからです。

自信がなくなったら原点に

描くのに自信がなくなったら、困ったら原点に戻ろうと編集部はいいます。

「結局、何を一番描きたいのか」が大事です。もし描きたいものがハッキリしていていないなら、読んでいる量が少ないかもしれません。

今まで手を出さなかったジャンルの漫画を読んで、自分の「好きな作品」「嫌いない作品」を感じてはどうでしょうか。漫画以外の本や音楽、映画でもいいので、外部の作品を読んで「感じて言語化する」ほうが気づきやすいです。

そのようにして自分の好き、嫌いがハッキリしてくれば描きたいものも自然に出てきます。価値観をハッキリさせるのが、作家として最初のうちは特に重要です。

フォックス
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もっとたくさん作品を読もう

「やりたいこと」と「求められる」ことの折り合い

「自分が好きなものを描く」と読み手の欲求にどう折り合いをつけたらいいのだろう

作家さんが「やりたいことと」と「向いていること」「周りから求められること」が違うことはある、と編集部はいいます。

最初は「好きに描く」。それでいいそうです。

自分の好き嫌いを固めないうちにはじめから「人に向けて」描くと迷子になります。ですので、「やりたいこと」から始めて土台を作りましょう。基礎ができていったら「求められる」ことにステップアップしましょう。

「好きに描く」から「人に向けて描く」へと切り替えるタイミングが来ます。その時に「やりたいことと」と「求められる」ことの折り合いをつければいいそうです。

第4章のポイントです。

ポイント

  • 「描けない」と思ったら描ける範囲のものを描こう
  • 物語のピリオドを打つほど実力は伸びるので短い作品をたくさん完成させよう
  • 人に見せるのがこわいなら、見せなくていい
  • 人に見せるなら、できれば編集者がいい
  • 「自分がやりたいこと」を土台にして「他人に求められることに」に切り替える
  • 自分を見失ったら原点に戻り、一番描きたいことを確認しよう
  • 自分は何が好きで、何が嫌いなのか言語化しておこう

まとめ

以上、本書を簡単に解説しました。

  • プロの漫画家になるには、技術よりも描きたいものを描くことが大事だということ
  • 結局のところ、好きなものをたくさん描くことが作家への近道
  • 好きな漫画を模写し、短い2ページ漫画などを描いて、長編よりも短編をたくさん描き、やがて読切が描けるようになったら投稿していけばいい

本書ではこの他にも、本誌作家さんへのアンケートや、原稿用紙の見方、デジタル作画のコツ、アナログ作画の道具の選び方、投稿の仕方など、漫画を描くための豆知識についても解説されています。

作家アンケートでは、漫画を描くときに心がけていることや、魅力あるキャラにするために気をつけていることなど、作家さんごとに回答や考え方が違っていて、とても興味深かったです。

私も漫画家を一時期目指したことがありましたが、描き切ることができず諦めてしまいました。

もっと早くこんな本が欲しかったです。

本書を当時読んでいれば、きっと本書通りに行動をしていたでしょう。ですが今読むことができたのは幸いです。これから実践していくことができるのです。

フォックス
フォックス

あなたが漫画家を目指しているなら、本書はきっと役に立つでしょう

本記事で気になったらのなら、ぜひ手に取ってみてください。以上、フォックスでした。それではまた!

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