【漫画のコマの構図】を上手に作ることができる2つの考え方を解説!

構図

  • 漫画のコマの構図がうまく作れない
  • ネットで調べていても情報が多すぎてわからない
  • オススメの学習方法があったら知りたい!

こんな悩みに答えます。

実際に漫画を描こうとすると、コマの構図の作り方がわからないという人もいるのではないでしょうか。

こんにちは、フォックスです!

ゲーム業界でデザイナーや管理職をして20年以上働いている会社員です

私もコマが上手く描けず漫画を描くのを挫折してしまったことがあります。

そこでこの記事では、私が受講しているお絵かき講座パルミーからビッグシェイプ」と「タンジェント」という構図の考え方をご紹介します。

この記事を読めば、構図の作り方のヒントが得られると思います。


1. ビッグシェイプでコマを描く

「ビッグシェイプ」と、コマの構図の作り方のコツである「タンジェント」という考え方について解説します。

「ビッグシェイプ」でコマを構成する

コマを構成する要素を、大きなかたまり(「ビッグシェイプ」)で捉えて単純化して描きます。

実際にやってみたので、写真と比較してみます。

これによってコマの中身をざっくりと決められ、どこを端折っていいか端折ってはいけないのか、身につくようになります。

手順は以下です。

ビッグシェイプの描き方

  • 参考画像を用意する
  • 構成要素を大きなかたまり、ビッグシェイプで捉えて描く
  • 建物は線、有機的なものは曲線で描く
  • シルエットを細かく捉えようとすると疲れるので、ざっくりと描く
  • 一枚3分、できれば2分で描く

実際やってみるとけっこう難しです。

制限時間が3分だから、どこをはしょるか悩むのと、ざっくりがどの程度までざっくりにして良いか、判断に悩むね。

難しいという人には、枠の中に丸と四角と線の3つを描いてみましょう。

【難しいという人には】枠を描いて丸と四角と線を描く

これだけでも配置のバランス感覚は身についていくとのこと。
自分が気持ちいいと思う配置にしてみましょう。

枠を描き、丸と四角と線を使って自由に配置する

【それでも難しいという人には】図形で遊ぶ

それでも難しいという人は、枠を描いて図形を自由に描いて遊びましょう。

空いてるところに、どう図形で隙間を埋めるかを考えるクセが身につきます。

図形を描いてスキマを埋めてみよう

2.タンジェントしないようにして描く

タンジェントを避けると物同士の距離や遠近がわかりやすくなる

「タンジェント」しないようにして描くと伝わりやすくなる

「タンジェント」とは、数学で聞きそうな言葉ですが、この場合では図形の線が重なりあったり集中している箇所のことで、これがあると遠近感や距離感、関係性がわかりにくい絵になります。

タンジェントしまくった絵を描いてみましたので見てください。

スライダーを左右に動かして、絵のどこにタンジェントが潜んでいるかを確認してください。

スライダーを左右に動かしてみてください。
赤い丸をつけたところがタンジェントで、線が重なりあったり集中している箇所です。

線が重なりあっている絵は、物どうしの距離感や位置関係がよくわからない気がする。

この絵をタンジェントしないように描いてみたので、比べてみましょう。

左がタンジェントをしないように意識して描いた絵です

ぜんぜん見やすくなっとる・・・

おお!
あきらかに奥行き感が出てる!

タンジェントしないように描くポイント

  • 線が重なったり、1箇所に集中しないように描く
  • 参考画像と見え方と違っていたり、分かりにくいものはあえて描かなくてもOK

まとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

今回の記事のポイント

  1. コマの構成要素をビッグシェイプでざっくり描く
  2. タンジェントをしないようようにして描く
  3. 必ずしも参考画像と同じにならなくてもOK
  4. 伝わりやすい・伝わることが大事

ビッグシェイプはコツをつかむまで慣れが必要そうだけど、背景が苦手なあたしには助かるな。
ラフを描く時には使えるね。

タンジェントはあきらかに絵が見やすくなるな。
これでコマの構図が上手く描けるといいな!

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今回の記事は「お絵描き講座パルミー」の漫画講座からのご紹介でした。

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