ストックフォトをしてみたい人
「ストックフォトって実際売れるの?」
PIXTAでストックフォトを4年継続してきた現実を私がお伝えします。
本記事の内容
- 売上発表
- 売れない5つの理由
- それでも【売れたのは事実】
- 売れた写真とは
- 売れるためには行動と改善が必要
売上発表
私の2016年からPIXTAでストックフォトを始めて、2020年9月4日現在までの売上です。
売上:2,889円
販売枚数:単品購入3枚、定額制24枚
ほとんど売れていません。
私なりに売れない理由を考えてみました。
売れない5つの理由
1 無対策
これがイチバンの理由ですが、売れるための対策をせず続けてきたこと。
私はもともと旅行や散歩が好きで、風景写真も良く撮っているので、「これならストックフォトもついでにできるじゃん」という、安易な気持ちで取り組んできました。
連休は旅行先で、週末は散歩しに行って、デジカメで撮って、気に入った写真を投稿する。
それを具直に繰り返してきました。
が、繰り返しただけで、それ以上の勉強や工夫をしてこなかったのが、まず最たる理由です。
2 売れ筋テーマを狙っていない
ここからは研究不足ですが、次に「売れるテーマを狙っていない」ことが考えられます。
売れるテーマとは、季節と行事に合わせた写真です。
お正月、お花見、お盆、花火、クリスマス・・・といったものです。
桜、海、紅葉や雪景色などは撮ってましたが、そんな写真はありふれています。
季節を予期したり、テーマ選びを計画してこなかった、これも売れない理由だと思います。
3 写真の使われ方を意識して撮っていない
ストックフォトの写真というのは、基本的に商業用に使われる写真です。
ただ綺麗な写真ではなく、コピースペース(文字が載せられる場所)や、使われた方を意識した撮影が必要です。
で、私これがなかなかできなくて・・・。
せっかく旅行に行った時に、景色の綺麗な場所を撮る写真は、ちゃんと撮りたいっていう気持ちが働いてしまい、つい使われ方の視点を無視してしまいます。
もちろん、全部が全部ストックフォトの投稿用に撮らなくても良いのですが、自分のための写真とストックフォト用を切り分けて撮影すべきだったんですが、できていませんでしたね。
4 タイトルの付け方に問題
次に、写真のタイトルの付け方が悪いことも考えられます。
例えば、川の風景の写真を撮ったら、そのタイトルは「川」にするなど、全くひねりがありませんでした。
山の写真なんてあまりにも膨大ですから、検索さても、数が膨大なので見られることもなく、埋没していると思います。
地名、季節、時間帯、イベント名も付け加えるなどの工夫が必要です。
5 タグ付けの問題
検索に引っかかるよう、写真には最大50個までタグをつけられるんですが、半数にも満たない数しか設定していませんでした。
PIXTAでは出来るだけ最大までタグをつけることを推奨しています。
タグが多ければ多いほど、検索に引っかかるからです。
写真一枚に50のタグを付けるっていうのは、けっこう難して、相当ひねりださないと出てきません。
つい、その半数の25個付けられればいいや、という適当さで投稿していました。
以上が理由です。
PIXTAやストックフォトが売れないのではなく、私が売れるための行動をしてこなかったのが原因です。
それでも売れた事実
「これだけしか売れないの?じゃあやめればいいじゃん」と思うかもしれません。
確かに私もストックフォトをやり始めた時、全く売れず「こりゃダメだ」と思い、1年完全放置状態にしました。
でも2年経過して忘れた頃に、一枚売れたのです。
売れたのは、井の頭公園の写真でした。
私はこの時は、信じられなくて驚いたし、嬉しかったです。
よく副業のススメでは、何の副業でもゼロを1にするのが大変だと言います。
多くの人が、その手前でやめてしまうとも言われています。
でも、私もやり方は悪いですが、継続したおかげで、ゼロをイチにすることができました。
額は微々たるものですが、売れたのは事実です。
「・・・売れないことはないんだ。買ってくれる人がいるんだ・・・」
そして、「今後も続けよう」と思い直しました。
その後も写真を撮り続け、毎月のアップロードをし続けています。
3年経過しあたりから、数は少ないですが売れるようになってきました。
そして現在の販売枚数は700枚を超えています。
売れるためには行動と改善の継続が必要
この記事をここまで読んでくださった方は、ストックフォトに強い関心がある方だと思います。
ストックフォトで稼げないことはないですが、もし簡単にすぐに月何万、何十万か稼げると思っていたら、そんなに甘くないですよ、ということはお伝えします。しっかりと売り上げアップにつながる行動をしないと、私のように何百枚も売っていても、年間1枚とか2枚しか売れません。
また進展あったら、このブログでお知らせしたいと思います。
ではまた!