キャラクターが魅力的に描けない・・・
アイデアが出るコツがあったら知りたい
今回はこんな悩みについて解説します。
こんにちは、フォックスです!今日もクリエイティブしてますか?
今回は田村圭一氏、山口真理子氏の「イラスト映えBOOK ちょっとしたコツであなたの絵が見違えるイラストのアイデア65」から、キャラデザインについて解説したいと思います。
本書には、その中に魅力的なキャラクターデザインができるコツが書いてありました。
とっても分かりやすい内容なので、私が実践しながら解説します。
本日のお題です。
目次
それでは今日も一緒にクリエイティブなことを勉強をしていきましょう!
キャラデザインの順序
それではまず、キャラデザインの順序を理解しましょう。
キャラデザインの手順
- なんとなくイメージできるものを絵に描いてみる
- 疑問・質問をたくさん投げかけてみる
- 疑問・質問に答えていく
- 具体的に絵に描き起こす
- 質問の答えから、カテゴリーごとにディテールアップしていく
著者いわく、その人物のことをどこまで愛し、どこまで深く設定できたかによって、姿勢や表情、小物のデザインなどに大きな違いが出る、と言っています。
それが絵のクオリティに直結します。
キャラデザイン実践
それでは順に解説していきます。
なんとなくイメージできているものを絵に描いてみる
まず手順1の「なんとなくイメージしているものを絵に描きとめる」から始めます。
質問・疑問をたくさん投げかけてみる
次にこのキャラクターに対して疑問・質問をたくさん投げかけます。
こんな質問を投げかけてみます。
投げかける質問の例
- 身長は?
- 体重は?
- ペットはいる?
- どこと誰と住んでいる?
- ファッションや小物の買い物はどこでする?
- 視力は良い?
- 普段どんなことをしている?
- 遊びに行くならどこが多い?
- 今一番ハマっているものは?
- 誰にも負けない特技は?
疑問・質問に答えていく
そして疑問・質問に答えていきます。
投げかける疑問・質問例
- 身長:160cm
- 体重:48kg
- ペット:猫を飼っている
- 家族構成:実家で父、母と暮らしている
- 買い物はどこで:アマゾン
- 視力:悪い
- 普段していること:家で絵を描いたりゲームしたり動画を観る
- 遊びに行くとしたら:家電屋
- 今一番ハマっているもの:アメリカンヒーロー映画
- 誰にも負けない特技:利き手で無い手でも文字が問題なく書ける
具体的に絵に描き起こす
質問・疑問に回答した内容を絵に描き起こします。
質問の答えから、カテゴリごとにディテールアップする
質問の答えから、カテゴリごとにディテールアップします。
カテゴリは「行動」、「小物」、「環境」、「ポーズ・表情」です。このカテゴリごとにスケッチをします。
- 行動:電車の中でもお絵かきするくらい「絵を描くこと」が日常的である
- 小物:常にiPadとスケッチブックを持ち歩くので、それが入るくらいのバッグがお気に入り
- 環境:家の部屋のデスクはPCやタブレットなどの制作環境で埋め尽くされており、本棚には参考資料が並べられている
- ポーズ・表情:絵の出来によって感情が表に出安い。普段はお酒を飲んだり猫と戯れ、幸せな表情になる
完成
以上の手順を経て、完成したキャラクターのイメージビジュアルがコチラです。
まとめ
それでは今日勉強したことをまとめます。
本日勉強したこと
- キャラデザインでは、どこまで深くそのキャラを愛し、深く設定したかによって、姿勢、表情、小物に大きく違いが出る → これがクオリティに直結する
- キャラデザインの手順を知る
- なんとなくイメージしているものを描いて、そのキャラに質問をたくさん投げかけて回答して絵に描き起こす
- 質問の答えから、行動、小物、環境、ポーズ、表情などをカテゴリごとにディテールアップする
- カテゴリごとにディテールアップしたものを改めて描く
いかがだったでしょうか?
これまでキャラデザインの手順についてあまり知らなかったという方もいると思います。私もそうでした。
ですが、この記事でキャラクターにたくさん質問と疑問して回答するだけで、キャラクター設定が深掘りされていくのがわかったと思います。
もしこの記事で本書が気になった方は、ぜひ手にとってみることをオススメします。
イラスト映えBOOK ちょっとしたコツであなたの絵が見違える 魅せるイラストのアイデア65
今回は以上です。このブログでは他にもクリエイティブな情報を発信しています。私のやる気アップとさらなる記事のクオリティアップや励みにつながりますので、登録やフォローをよろしくお願いします。
以上フォックスでした、それではまた!