アジアンテイストなキャラデザインしてるけど衣装が思いつかない
民族衣装で参考になる本ないかな?
この記事はこんな悩みに回答します。
こんにちは、フォックスです!
今回は、民族衣装のデザインが思いつかないという方に、フリーランスのイラストレーター紅木 春(あかぎ しゅんs)氏の「アジアンファンタジーな女の子のキャラクターデザインブック」を紹介します。
この本はこんな方におすすめです。
- 民族衣装ベースの衣装デザインのアイデアを探している人
- アジア諸国の民族衣装を知りたい人
- 衣装デザインの幅を広げたい人
この記事では本書がどんな内容か要約します。
本書の構成
本書はアジアンテイストに特化した衣装デザイン案集です。
以下の全5章から構成されています。
- アジアの民族衣装
- 現代衣装×民族衣装
- ファンタジー×民族衣装
- モチーフ×民族衣装
- イラストメイキング
各章の中身をカンタンに紹介します。
第1章 アジアの民族衣装
第1章ではアジア中心に28カ国の民族衣装をイラストで解説しています。
例えば日本の着物、韓国のチマチョゴリ、インドのサリーなどです。
衣装の特徴や、どんな素材を使っているかなどを解説しています。
第2章 現代衣装 × 民族衣装
第2章ではセーラー服やブレザーなどの現代衣装と民族衣装を組み合わせたデザイン例を紹介しています。
章の冒頭で現代衣装と民族衣装をどれくらいの割合で組み合わせるかのアドバイスもあります。
第3章 ファンタジー × 民族衣装
第3章は魔女や天使などのファンタジー要素と民族衣装を組み合わせたデザイン例を紹介しています。
章の冒頭では、ファンタジー要素をどんな手順で組みわせたら良いかのアドバイスがあります。
第4章 モチーフ × 民族衣装
第4章は果物や花、動物などのモチーフと民族衣装を組み合わせたデザイン例を紹介しています。
こちらも章の冒頭にモチーフを組み合わせる場合の手順についてアドバイスがあります。
第5章 イラストメイキング
最後の第5章は本書の表紙イラストのメイキングを紹介しています。
ラフから線画、着彩まで一通りの工程がCLIP STUDIO PAINT で紹介されています。
アジアンテイストに特化した衣装デザイン集
本書はアジアンテイストの衣装デザインに特化しており、民族衣装を着せたキャラクターデザインをしようとしている人に参考になる本です。
本書をおすすめする点は次です。
- 民族衣装をまとめている
- 写真ではなく、全てイラストで解説している
- 民族衣装とファンタジー要素の組み合わせ例をたくさん紹介している
良いと思ったのは、民族衣装をまとめて紹介していることです。
こうした民族衣装をイラストと解説で説明してくれるので理解しやすいです。
それらの民族衣装を紹介するだけでなく、現代衣装、ファンタジーなどの各要素との組み合わせたデザイン例をたくさん紹介しています。
インスピレーションを得られやすいのが特徴だと思いました。
イラストの描き方の教本ではない
それでは、本書を購入する上で考慮しておきたい点に触れておきます。
- 本書はキャラクターデザインの描き方の解説本というよりは衣装のイラスト図鑑
- キャラクターの描き方の解説はない
- デザイン画は全員女性キャラクター
本書は民族衣装とファンタジー衣装のイラスト図鑑という所感でした。
最後でメイキングがちょっとだけ載ってますが、キャラクターの描き方の解説はありません。
また、本書のタイトルに「女の子の」と書かれている通り、イラストの人物は全て女性キャラクターです。
男性キャラのデザインはありません。
まとめ
以上カンタンに本書を紹介しました。
まとめると、民族衣装のキャラクターデザインで資料を探している人にとって参考になる本です。
アジアンファンタジーな女の子のキャラクターデザインブック 超描けるシリーズ
「イラストブック」とタイトルがついている通り、技術本というよりはイラスト図鑑という印象です。
民族衣装とファンタジー要素を組み合わせた作例がたくさん紹介されています。
イラストの女の子と衣装はどれも可愛いです。
私もこんなかわいいキャラクターデザインが出来たらいいな〜と思いました。
もしこの記事で気になった方は手に取ってみてください。
以上、フォックスでした!