会社に頼らないで生きていく方法「フリーランスで行こう!」

将来フリーランスになりたい人

将来はフリーランスのイラストレーターになりたい

どうしたらフリーランスになれるかわからないし、その先の生活はどうなるんだろう?

参考になりそうな本ないかなあ・・・

こんにちは、フォックスです!

今日もクリエイティブなことしてますか?

私のことはプロフィール欄をご覧いただくとして、さっそく本題に入ります。

今回は、高田ゲンキ氏の「【マンガ】フリーランスで行こう!会社に頼らない、新しい「働き方」】を解説します。



イラストレーター兼漫画家である高田ゲンキ(たかたげんき)氏は、2004年にフリーランスとして独立し、場所や習慣にとらわれない自由なワークスタイルを確立。2012年からベルリンに在住しています。

結論からいいますと、あなたがフリーランスに興味があるなら必読の書でございます。

本書は著者が、会社員から独立してフリーランスとして活躍するまでの生の体験を、わかりやすくマンガで解説しています。

今回は本書を以下の項目に要約してご紹介します!

それでは本日も一緒に楽しく勉強していきましょう!

著者がフリーランスとして独立した経緯

第1章では、高田氏がフリーランスになるまでの経緯を解説します。

27歳だった高田氏は、会社の忘年会でフリーランスになることを決意しました。

そう決意した理由は次の4つです。

フリーランスになることを決意した理由

  • 会社の体質(能力でなく年功序列の上下関係)
  • 尊敬できる上司や先輩がいない
  • 月の半分は残業で帰りが遅い
  • 給料が安い

そんなことでヤキモキしていた時、たまたま読んだ雑誌でフリーランスのイラストレーターという働き方があることを知ったそうです。

しかし、そのことを会社の同僚や上司、両親、友人に相談したところ、応援されるどころか反対意見ばかり言われます。

「やめておいた方がいい」とか

「フリーランスは食えない」とか

「好きなことは趣味にしとけ」などなど・・・

そこで筆者は、彼がいちばん尊敬するイラストレーターの大寺さんに直接会って相談したところ、その方が親身になって背中を押してくれ、改めてフリーランスになることを決意して会社に退職届を出しました。

第1章のポイント

・著者がフリーランスになることを決意した理由は会社員なら誰しもが感じていることである

・尊敬できる人に直接相談しに行って決意を新たにした

・下準備もなく会社に退職届を出した

フリーランスの営業とは

第2章はフリーランスの営業について解説します。

さて憧れのフリーとなった著者ですが、待てども待てども仕事がぜんぜん来ない状態が数か月続いて焦ります。

居酒屋に飲みにいったところ、その店の店長からこう言われます。

営業を本気でやってないんじゃない?」

営業とは自分から商品を売り込むことです。店長は営業しないで成功した人は見たことがないといいました。

それまで著者は実力があれば向こうから仕事が来ると思い込んでいましたが、改めて筆者は具体的に次のような営業活動をしました。

筆者の営業フロー

  1. 書店で自分のイラストを使ってくれそうな雑誌や書籍をさがす
  2. 営業したい本を見つけたら奥付をさがす
  3. 奥付に記載されている編集の連絡先を控える
  4. 家に帰って営業リストを作る
  5. かたっぱしから編集部に電話してアポイントメントをとる

筆者はこれで3件の営業先を決めることができたそうです。

筆者はポートフォリオを持ち込み、この3件のうち1件目はボロボロに言われましたが2件目、3件目ではなんと発注されることになりました。

第2章のポイント

・待っていても仕事は来ない

・書店で雑誌や書籍をさあして営業リストを作成した

・かたっぱしから営業をかけた

・営業に数をうった結果仕事がもらえた

フリーランスでモチベーションを維持するには

第3章では、フリーランスのモチベーション維持の方法について解説します。

著者は先の尊敬するイラストレーターさんに久しぶりに会ってこう言います。

仕事が増えてきたのはいいものの、不安に感じることがある」と。それは次のことです。

不安なこと

  • 不安その1 収入が不安定なこと
  • 不安その2 フリーランスは孤独であること

それに対して大寺さんはこう答えました。

「僕は「安定は敵」だと考えている」

大寺さんは、安定すると安心して成長して鈍ると逆に不安になるため、不安定な状況を求めることにしていると言うのです。

フリーランスは孤独であることに対する大寺さんの回答はこうです。

孤独を力に変えろ

筆者はこの言葉で、それまで孤独をバネにしたからこそ仕事ができたきたと気づきました。


第3章ではこの他にも、フリーランスでの初任給で会社員時代の10か月分に相当した話や、個展を開いて失敗した話、奥さんもフリーランスになってフリーランス夫婦で頑張る話なども解説されています。

第3章のポイント

・フリーランスは収入が不安定で、かつ孤独である

・安定では成長できないため、不安定を状況に身を置くことで成長したいと考える人もいる

・孤独だからこそ乗り越えられてきた壁がある

フリーランスの法律術

第4章はフリーランスの法律術について解説されています。

筆者が入金を確認したところ、とある案件でクライアントの不払いがありました。

どんな案件だったのかとういと、あるイベントを開催するからイメージラストを描いてくださいという内容です。発注額は20万円です。

筆者がクライアントに電話したところ、「イベントが中止になったからイラスト料は払いません」と言われてしまいました。当然ながら筆者は仰天します。

さて、これは払わなくてもいいのでしょうか?諦めるべきなんでしょうか?

ところが法学部出身の奥さんが筆者にこう鋭く指摘します。

奥さんのスルドイ指摘

「イラスト描いてください、お代は20万円です」

「わかりました、引き受けます」

という時点で契約が成立しているから、発注者と受注側に債務が発生してる。

お金を払わないというのは、ラーメン屋でラーメンを注文しときながら、「やっぱ食べないのでお金も払いません」って言ってるのと同じ

さらに奥さんは少額訴訟を提案します。

少額訴訟とは次のようなことです。

  1. 発注と受注に関する書類をそろえる。
  2. 相手に訴訟に備えて内容証明を送って料金の額や支払い期限、不払いに対して法的手段をとる意思を明記する。
  3. 少額訴訟を起こす。審理も判決も即日。被告が出席しなければ原告の自動勝訴。それでも払われないと差し押さえ。

著者はさっそく、クライアントに対し「少額訴訟の構えがある。今日中に入金してもらえれば取りやめる」とメールを送ったら、10分後に入金連絡がきたそうです。

第4章のポイント

・フリーランスに金銭トラブルはつきものである

・発注と受注はその取り決めをした時点で債務が発生する

・支払いがなかった場合は法的措置が有効である

・メールでのやり取りなど、しっかり記録を残しておくべきである

フリーランスの移住

第5章は、フリーランスの移住について解説されています。

筆者と奥さんのフリーランス夫婦は、2012年にドイツのベルリンに移住します。

なぜベルリンに移住したかというと、もともと海外で済んでみたいという願望があったそうです。それから2011年の東日本大震や、大阪に移住して仕事を続けるうちに、

ロケーション関係なく仕事をもらえて生活もできることに確信が持てるようになり、海外移住を決意したそうです。

なぜドイツにしたかというと次の理由だそうです。

ドイツをえらんだ理由

  1. フリーランスでも比較的簡単にビザがとれる
  2. 英語が通じる
  3. 世界中のクリエイターが集まっていてアートシーンが盛んである
  4. ITスタートアップカルチャーが盛り上がっている

夫婦はオンライン英会話を勉強し、ベルリンに移住しました。

ベルリンでの生活は超刺激的で、移住して2年で生活基盤を築くことができたといいます。

まとめ

カンタンに解説してきました。今回勉強したことをまとめます。

本日のまとめ

  • フリーランスとして成功したければ、成功している人に話を聞くべき
  • 仕事が来なければ「営業」をするべき
  • 不安定でもいかに稼げるかを考える
  • 孤独が成長につながる
  • フリーランスに金銭トラブルがつきものである
  • 英語とパソコンでフリーランスの可能性は無限大である

さて、いかがだったでしょうか?

フリーランスは好きなときに働ける、人間関係に振り回されないといったメリットだけでなく、収入が不安定で孤独、仕事が来ないといったデメリットがあることが分かりました。

では会社員も安定してるでしょうか?

私は「安定こそ敵」という言葉が最も印象に残りました。

会社員でも、いつ会社が倒産して解雇されるかわかりません。嫌な人間関係があったらいつ解消されるかわかりません。低収入な場合、いつになったら高収入になれるのかわかりません。定年を迎えても次の仕事をするにしても、そのとき何もスキルが無いなんてこともあり得るのです。

私もより良い人生にしたいのでフリーランスを目指し著者のアドバイスを参考に行動していこうと決意しました。

アナタもフリーランスに興味があったり将来を考えているなら、本書を手に取ってみることをおススメします。マンガなのでとっても読みやすいです!

今回は以上です。最後に私のやる気アップとさらなる記事のクオリティアップや励みにつながりますので、登録やフォローをよろしくお願いします。

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それではまた次の記事でお会いしましょう!

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