3DCGの「モデリング」っていったい何なの?
モデリングはどんなことをしているのか知りたい
こんにちは、フォックスです!
今日もクリエイティブなことしてますか?
今回は3DCG超初心者の方向けにモデリングについてお話しします。
3Dは映像でゲームでよく目にしていますが、どんなふうにモデリングが作られているのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「剣」のモデリングを例にして解説します。難しい説明はしませんので、この記事で何となく分かってもらえたら嬉しいです。
今回のモデリングで参考にさせていただく本は、初心者に超やさしい「Blender 2.8 3DCG スーパーテクニック」です。
それではお題です。
本日も楽しく勉強していきましょう!
ツバの作成
まずは剣のツバをモデリングします。立方体のポリゴンから作ります。
ポリゴンてなに?
「ポリゴン」というのは、3点以上の「頂点」で結んだ多角形のことで面を構成する単位です
この立方体を変形したり、面取りしたり、面を押し出して、ツバっぽい形に整えていきます。
立方体のスケールを変えてツバのサイズにします。
角を「面取り」します。3D作業ではよく「ベベル」をかける、といいます。
面に新しい面を差し込んで、面を「押し出し」ます。
下の面にも同様に面を作って押し出します。
面取りや押し出しは、そういう機能があるわけ?
それぞれそれ専用の機能でカンタンにできます
刃の作成
次に刃を作っていきます。
刃を出すための面を作ります。
上に向かって面を押し出します。
刃の形状を整えるために刃の部分に「辺」を足します。
辺ってのはなに?
形状を細かく作り込んでいきたいときに足すもので、エッジともいいます
先端の「辺」のサイズを調整して刃の形状にします。
刃に新しい面を作ります。
ポリゴンの「頂点」どうしをくっつけて鋭利にとがらせます。
刃が完成しました!
このように必要に応じて辺を足して頂点を編集しながら、より細かい形を取っていきます。
柄の作成
最後に柄を作ります。
柄もこれまでと同じような工程でツバから下の面を押し出し、握りの部分に辺足して形を作り込んだら完成です。
まとめ
それでは本日勉強したことをまとめます。
まとめ
- モデリングは基本的に立方体から作る
- ポリゴンとは3つの頂点からなる面の最小単位である
- ポリゴンを変形、面取り、押し出し、辺を足しながらその形らしくディテールを出していく
- 変形や面取り、押し出しなどは3Dの機能でカンタンに行える
いかがだったでしょうか?カンタンでしたが初歩的なモデリングを紹介しました。
モデリングがどんなことをしてるのか知らなかったという方は多いと思いますがこの記事でざっくりとですが分かってもらえたと思います。
もし3DCGに興味が出た、やってみようかなと思ったら無料のBlenderから始めるのがいいでしょう。
いきなりキャラクターなど作るのは難しいので、今回のような超カンタンなモデリングから慣れましょう。
本書も初心者向けなのでオススメします!
Blender 2.8 3DCG スーパーテクニック
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それではまた次の記事でお会いしましょう!